今、チェンマイのニマンヘミンにある会議場で健康やスパ、ハーブなどに関する催し物が行われている。それを見に友達と甥っ子と行くことにした。
いろいろなハーブ製品を見たり、つけたり、黒ゴマソフトクリームを食べたりしながら歩いていると、8歳の甥っ子がいきなり鼻血を出した。最近よく出る。
すると近くにいたおじさんが「氷、氷!」と言って、自分の養命酒ブースに戻る。そこに通りがかりのおばさんが来て、同じように「氷、氷!」と言いながら、「鼻のこことここを押すといいのよ」と少年に教える。
養命酒のおじさんが氷を持ってきてくれて、眉間にあてる。指では鼻の両側にあるツボを押す。ぴたっと鼻血が止まったのには、感心。2人とも健康フェアーに参加しているので、こういうのに詳しいらしく、
「この子は体に熱を持つタイプだから……」
「脂っぽいものとか食べないようにね」
などといろいろアドバイスしてくれる。
それにしても、鼻血で氷、というのはタイで普通なのだろうか。