タクロー・ロート・プワン

タクロー・ロート・プワン 昔ながらのタクローがお寺であるというので見に行った。セパタクローは東南アジアで盛んだけど、この「タクロー・ロート・プワン」というのはタイだけにあり、失われつつある。5.75mの高さに吊るされた輪の中に、ボールを入れて点を増やしていくゲーム。27ある型で打たないといけず、肩、頭、肘で打ったり、膝を交差させて蹴ったり、輪にした腕の中からボールを蹴り上げたりなど、型の複雑さによって点数が変わってくる。
 1試合40分と長い気もするけど、見ているとあっという間。相撲と一緒で、「押し出し」や「突き出し」などといった一般の技を使うのがほとんどで、珍しい技を見ることは稀。それでも、器用に体を曲げ、宙にゆれている輪にボールを入れるのは見ていて面白い。



投稿を作成しました 1995

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