免許の試験を受けに行く

バイクの免許をとりに行ってきた。
実は６年前に試験を受けて免許をもらっているけど、
有効期限が切れて失効している。
国際免許はいつも持ち歩いているけど、
この免許は「車」のみ有効で「バイク」までカバーしていない。
ということで、久しぶりに免許を取ることにした。

車の免許は国際免許があるので、あっという間に書き換えてくれたけど、
バイクは
「試験を受けてください」
と言われてしまった。
以前試験に受かっているので免除してよ、と駄々をこねてみたけど、
ダメだった。

１時間タイ語で講習を受け、筆記試験。
６年前はマークシート式だったけど、
今はハイテクで各自がコンピューターに向かって試験を受ける。
なんと日本語もある！（前もあったが）
30問を60分以内で答えていくけど、
何しろタイ語で講習を受けていたし、
忘れるのが得意なので記憶も曖昧だ。
たぶん数字ものは出てくるだろうと頭に入れていたからそれは解けたけど、
それ以外は、どうだったけ？　どうだったけ？　と焦ってくる。

30問解くと、画面に「合格」の文字が出た！
まるでゲーム感覚だ。
プリントアウトもちゃんと日本語で出てくる。
こんなのもらったのいつ以来だろう？　英検か？

そして今度は実技。
外に出て、自分のバイクを持っていくと、
「あの上を走った後に、コーンのところをジグザク走行してきて」
と事務的に言われた。
「あの上って？」
指を差されたほうを見ると、コンクリートが一部盛り上がっているところがある。
５センチぐらいと低いが、平均台のような幅の道が真っ直ぐ伸びている。
あの上を走れというのだ。
前回よりハードになっている。
まるで飲酒運転で線上を歩かされているようだ。
ドキドキしながらサーカスのようにバランスをとって渡り、
その後はジグザグ走行で終わり。
こちらも合格。

１日がかりだったけど、無事バイクと車の免許をとることができた。
制度が変わり、免許の有効が５年になっていたのでしばらく安心。
久しぶりの緊張感を味わえた１日だった。