【チェンマイの移動手段】③シティーバス

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チェンマイの移動手段の1つで、今年4月に登場したのが民営のこの青い「シティーバス」。
チェンマイにもやっと「使えそうな」公共の交通機関ができたのだ!(今のところ健在…)
最初は市バスと同じで来る時間が読めないだろうとかなり疑っていたが、意外や意外、とても便利だった。
もう20回近く利用しているが、タイ人利用客も少しずつ増えてきている。

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何が便利かというと、運行している本数が市バスより多いということと(所有しているバスの台数は実は市バスのほうが多い!)、アプリがあること。
スマホやタブレットにアプリをインストールすれば、路線もわかるし、バスが現在どこを走っているかわかるのだ。
写真の青い矢印がバスの進行方向と位置を表している。
(画像はクリックすると拡大します)

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ルートは3路線。
R1: チェンマイ動物園~セントラル・フェスティバル
   (R1-Zoo/緑色: 動物園→Maya→チャンプアック・バスターミナル→ワローロット市場→ワット・ゲート→アーケード→セントラル)
   (R1-Cen/紫色: セントラル・フェスティバル→アーケード(外)→ターペー通り→チャンプアック門→Maya→動物園)

R2: 空港~ノンホイ~プロムナード (変更あり)

R3: 空港~ニマーンヘーミン通り~ターペー~空港
   (R3-R/赤色: 空港→ニマーンヘーミン通り→旧市街→ターペー門→ワローロット市場→チェンマイ門→空港
   (R3-Y/黄色: 空港→チェンマイ門→ターペー通り・門→旧市街→ニマーンヘーミン通り→空港

※同じバス番号でも、ルートが違うので乗り場を確認すること。例えば、ニマーンヘーミンから空港へ行くのに「R3」に乗るが、旧市街やワローロット市場を回るルートと、スアンドーク門から短距離で行くルートがあるので、同じ通りでも乗り場を確認しよう。また、終点のバス停では折り返し運転をせずに時間調整をするので、早く目的地に着きたければ、正しい方向のバスに乗るのがいい。わからない時は、バスの運転手に確認するのがいい。

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運行時間は路線にもよるが、約30分おき。
朝と夕方のラッシュアワーやニマーンヘーミン界隈は渋滞するが、始発の停留所は時間通り出ているので、上記を目安にしてもいいだろう。
おすすめなのは、やはりアプリを見てバスの位置を確認し、バスが近くに来るまでは観光や食事、買い物をして時間をつぶすのがいい。
しばらくこないようだったら、ソンテーオに乗るという手もある。

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料金は1回20バーツ。
前から乗ると運賃箱があるので、画面の”Press to Coins”を押し、小銭を投入(1、2、5、10B)。
紙幣の場合は運転手に20B札を渡せば、運転手が小銭にして投入してくれる。(なるべく20、50Bの紙幣がいい)
“Rabbit Card”を持っている場合は、専用の機械にかざす。
運転手が行き先を聞いてくるので告げておくと、降りる時に教えてくれる。
一応、柱にベルもついているが、現時点では乗客が少ないせいか運転手が降りる停留所を把握している。

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ちなみに”Rabitt Card”というのは、日本のsuicaのようなもので、チャージ式になっている。
値段は300B(カード第00B+100B分の乗車ができる)。
バンコクのBTSでも使えるとか。
[購入先]
RTCバス事務所(ニマーンヘーミン Soi6 Wawee Coffee 2階)ガートスアンケーオ(インフォメーション)、空港(Exit1)、Cool Muang Coffee(ターペー門近く)、チェンマイ門市場横の宝くじ売り場「ラーン・プ」、Cham Cha Holiday、The Compass Explorer

[チャージ場所]
RTCバス事務所(ニマーンヘーミン Soi6 Wawee Coffee 2階)、空港(Exit1横)、マクドナルド(空港以外)

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チェンマイ空港のExit1(国内線の到着ロビー)横にこのようなブースがあるので、もし国際・国内線の飛行機でチェンマイへ着いたら、そこでRabbit Cardを買うこともできる。
カードは便利だけど、200Bあったら10回乗れるので、そんなに乗らない人は現金で十分だと思う。
(今後、旅行者用に1Dayカードのようなものを作ることも検討中)

空港のバス停は、Exit1を出て数十メートル真っすぐ行ったところにある。
路線内にホテルがあれば、ほぼ30分間隔で出ているし、20Bで行かれるのでお得だ。
もしくは、このバスでホテルの近くまで行き、ソンテーオに乗り換えてもいいだろう。
そうすれば、空港からソンテーオでホテルへ行くより多少安くすむ。

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バス停はこんな感じ。
市バスのバス停との見分け方は、「RTC」と書いてある文字。
(シティーバスはRTCという会社が運営している)
そして、路線の色と停留所の名前がタイ語と英語で表記されている。

QRコード1
慣れるととても使いやすいし、ひとまずチェンマイの街を把握したかったら、始発から終点まで乗ってみるというのも手だ。
クーラーもついているし、Wi-Fiは無料、値段はたったの20B。
このQRコードを読み取って、ぜひ乗ってみて。

アプリ名は、「CM Transit by RTC
アンドロイドの人はこちらをクリック

(もちろん、細かいことをいうと、突っ込みどころはたくさんあるが、今まで登場しては消えていった乗り物に比べると、すごい進歩だと思う。特に観光客にとっては。運行jしながら改善し、サービスを向上させていくそうなので、今後に期待。)

投稿を作成しました 1995

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