コンサート

昨日行ったジョイントコンサートがランプーン県で行われるというので、
急遽撮影しに行くことになった。
1ヶ月のコンサートの最終日だというのに全然写真を撮っていなかったらしく、
コンサート前後のスタッフや会場の様子、コンサート風景などを撮ることになった。

ランプーン県はチェンマイから約40キロ離れた所にあり、会場は市場の横。
簡易の屋根だけがついていて、イスも食堂にあるようなプラスチック製のものだ。
昨日とは大違いだけど、とてもローカルっぽくてわくわくする。
チケットもバンコクでは300-600バーツという値がついているが、
ここでは30バーツ!
それでも子供たちは隙間を見つけては横から入ってくる。

「いつ始まるの?」と聞くと「たぶん、6時か7時。でもタイだからね」との答え。
それを証明するかのように、6時を過ぎても7時を過ぎても始まらず、皆それぞれビートルズなど好きな曲を演奏してカラオケ状態。
始まったのは8時。
地元の人はサンダルをつっかけて、手にスルメやらビール、ビニール袋に入ったジュースを手に持ち集まってきた。
会場は満席。
大きな扇風機が取り付けられているが、人々の熱気をかき混ぜるだけで暑さは増すばかり。
ミュージシャンが出てくると歓声もあがり、昨夜の静かなコンサートとは全く違うノリで、
踊り出す人まで出てきた。
ミュージシャンが肉まんを会場に配るという場面もあった。

コンサートが終わると、地元の人が舞台裏に押し寄せ、ノートやティーシャツ、鞄などにサインをもらっていた。
肉まんについている紙の裏にサインをもらう人やシャツをたくし上げて、胸元にサインをもらう男性などもいて、てんやわんや。
メンバーのス・ブリアン氏は私の友達だが、もう1人、プーカンピー氏は以前「この人は最高だよ!」とタイ人にテープを勧められてからファンになった人だ。
声が力強く、心の奥までズンと響く感じで、歌詞は分からなくとも迫力が伝わってくる。
だから私もまぎれてサインをもらいたかったけど、もう挨拶済みだし、今さらという感じで残念ながら見ているだけだった。

投稿を作成しました 1995

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