昨日バンコクから友達が会いに来てくれ、
お土産に井戸のつるべをくれた。
南部で買ったそうだ。
水を汲む代わりに、
中にはたっぷりのジャスミンが入れてある。
幸せな香りも一緒に届けてくれた。
素敵な発想。
ジャスミンは私の大好きな花であり、
嬉しいことにタイ語でジャスミンのことを「マリ」という。
「Mali」と「L」の発音だけど、
日本語のマリも「L」の音に近いし、
覚えやすいのでタイ人は私をそう呼ぶ。
そのバンコクの友達が今朝タンブン(喜捨)に行こうと誘ってくれた。
ビントーというお弁当箱におかずを入れ、
違うジャスミンの花を持ってお寺へ。
僧にタンブンする光景の写真(上の写真のようなもの)を何十回と撮ったけど、
自分でこういうことをしたのはいつ以来だろうか…。
物をタンブンしたことはあるが、
ビントーを持ってお寺へ行ったのはもしかすると初めてかもしれない。
お経を聞きながらちょっと感動。
どこのお寺にしようかとドライブしながらたまたま寄ったお寺だけど、
僧が私の持っていたジャスミンの花を見ると、
「そこの仏像はジャスミンの花が大好きだから供えるといいよ。
お祈りすると、願い事が叶うよ」
と教えてくれた。
仏像の部屋をのぞいてみると、ジャスミンの花が山のように積まれていて、
ジャスミンの濃縮された香りが充満している。
これだけの願い事を受け止めたのだろうか。
私も10本のジャスミンの花輪を供え、
「ナモータサー…」
まずはお経をムニャムニャ。
さて、何をお願いしようか。