イタリアとタイの赤十字が共催して
「孫を育てるおばあちゃん」を集めて講習会を開いた。
HIVで親を亡くした孫たちを育てているおばあちゃんを支えるプログラムだ。
参加した5?16歳の孫には
自分の感情をコントロールすることや目標を持つことの大切さを教え、
おばあちゃんたちには病気や副収入などについて話した。
80過ぎのおばあちゃんもいる。
「自分の体のことも考えてくださいね。歳をとるといろいろな病気をしますから。
どんな病気が考えられますか?」
「糖尿病」
「そう、一番多いのが糖尿病ですね。他には?」
「皮膚病」
「癌」
「他には?」
「膝が痛い」
「それも多いですね。他には?」
「金欠病」
おばあちゃんのひと言で会場が笑いで包まれた。