NHKを見ていたら、今、蟻を飼うことがちょっとしたブームになっているという。アクアブルーのゼリーが入った平たい水槽に、蟻を入れておくと2週間で巣を作るらしい。それを見て、「こんなに小さい蟻が一生懸命働いているんだから、私も頑張らないと」「想像したより蟻は動かない。そんなにあくせく働かなくていいんだなと思った」などと数人がコメントしていた。確か小学生の頃に、「蟻の巣・観察キット」というのがあり、夏休みの宿題にいいなと思ったことはある。だけど、タイで生活をしていると、蟻が癒しになるとは到底思えない。毎日、テーブルや床、ゴミ箱、冷蔵庫などに列をなしてやって来る蟻を見ていると、迷惑モノでしかない。それよりも、蟻との戦いだ。
きっと「自然」と「暮らし」が遠くなったから癒しになるんだろうな。