お昼にベジタリアンの店へ友達とごはんを食べに行った時のこと。
菩提樹の木の下のテーブルに着くなり、ウェイターの青年が
「あれ、3人でないんですか?」
と聞いてきた。おぼんを見ると、コップが3つのっている。
「違うよ、2人だよ」
と当然のように答えると、きょとんとする。その顔を見て友達が冗談で
「3人に見えたの?」
と聞くと、真顔で「はい」と答える。
「ピー(幽霊)か何かがいたんじゃないの。アハハ」
とこれまた冗談で言うと、彼は否定せずに「そうだ」というような顔をして、
注文をとって行ってしまった。
ちょっと鳥肌が立った。
冗談を言いそうな青年でないからだ。
上を見上げると菩提樹の葉が光できらきら光っている。
そしてまた彼が戻ってきたので、これまた冗談半分(本気半分)で、
「さっき私たちと一緒に来た人は男性だった? 女性だった?」
と聞くと、自信もって
「女性でした」
ときっぱり答える。
「で、で、その人はど、どこに行っちゃったの?」
「今は日陰にいるからよく見えません」
と真顔で答え、行ってしまった。
どういう意味だったんだろう。
でも、「サラダはアボカドドレッシングで」と注文した時、
「はい。かしこまりました」とメモに書いて台所へ行きかけ、
「でも今日はアボカドドレッシングありませんよ」と言う、
ちょっとピントがずれた人だったので、深い意味はないのだろう。
でもそういう人のほうが何か特別なものを持っていそうでもある……。
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ピント大ボケ大将の長男が3歳くらいの頃、一人で楽しそうに部屋で遊んでいたので、おやつを持っていってあげたら、「たつやくんの分は?」と真顔でいう・・・その日以来、毎日たつや君と遊んでいたようです。座敷童?!(笑)あの長男、ベトナム戦争のドキュメンタリーをみながら「前にここで死んだんだよー」発言があったり、小さい頃はいろいろ面白かったです。てか、麻里さんの3人目の誰かさんもきっとそこにいたんだねー。でもチェンマイだとそれも自然に思えちゃうから不思議。
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え~。でも有香さんの子どもだからわかるかも(!)。子どもってそういう世界と近いもんね。(有香さんも)K君、今はどうなの?! でも私のは勘違いということで…。