昨日は1日中、タイやNHK、CNNといったニュースを見ていた。時間が経つにつれ、緊迫感が薄れて、市民の顔も和んできた。夕方のNHKのニュースでは、「タイでクーデター」と大きく字が出た後、「ところが…」と字が続き、国民が道で寛いでいる姿を映していた。この緊迫感のなさはなんなんだ?! のようなことを表現したいのだろう。その後、それは・・・と解説していたけど。
夜になるとタイのテレビでも、市民が兵士に花やごはんをあげたり、一緒に写真を撮ったり、兵士がハンモックで寛いでいたりという様子を映していた。その姿が不謹慎にうつった国民もいるし、タイらしいと思った外国人もいるだろう。生臭い争いがなかったのは本当に良かったが、問題が解決したわけではない。
今日から、学校も銀行も閉鎖されていた道路も全て平常に戻っている。昨日のことが嘘のよう……。