最近はオレンジが流行!?

「昨日、選挙に行きましたか?」
美容院で美容師さんに聞くと、
「行きましたよー。これですよ」
と髪の毛を指でくるくるしながらにやっとする。
あ、オレンジ色の髪の毛!
「わざと染めたんですか?」
「今オレンジ色が流行っていて、選挙前から染めていたから関係ないけど、今は意味を持ちますよね」

5月7日が期日前投票、14日が選挙当日ということで、選挙活動が盛んになっていたが、終盤になって勢いづいたのが、「前進党」(ガーオグライ)。
党首のピター氏(42歳)はタイ生まれだけど、高校からニュージーランドへ行き、大学を首席で卒業。
バンコクのタマサート大学で金融と銀行の学士号を取得し、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学で公共政策とビジネスの修士号を取得。
帰国後、25歳の時、父親の会社を倒産の危機から救ったとか。
上記の情報、もしかしたら間違っているかもしれないが、優秀なのは間違いない。

今の政治にうんざりしていて、”Yes We Can!” “Change!” のように変革を求める若者に特に指示されていて、チェンマイでの集会はまるでアイドルなみ。
ピター氏が出てくると大歓声が沸き起こっていた。
イケメンということもあるけど、とにかく頭がきれる。
テレビの討論会を見ても、インタビューを聞いても、とにかく自分の意見と考え、政策がハッキリしている。
司会者の質問に対して他の党があいまいな答えをする中、データをもとに具体的にすべて自信を持って答える。
プレゼンテーションも外国で培ってきたのか上手。
感情的になって怒ることもない。
もちろん英語もペラペラ。

タイの政党はシンボルカラーを使うことが多いが、前進党はオレンジ色。
この数週間は、オレンジ色をまとう人も結構いた。

オレンジ色はタイ語で「シー・ソム」、「ソム」はミカン🍊やオレンジのことなので、 ミカンをさりげなくつける人、Facebookにミカンのイラストを使う人もいたなあ。

タクシン元首相の娘が率いる最大野党「タイ貢献党」(赤色)の勝利だろうと言われていたが、蓋をあけたらなんと前進党の勝ち。
これは当選した政党を色分けしたタイの地図だけど、バンコクは33区のうちなんと32区が全部オレンジ。
(それも落とした区の1位赤と2位オレンジは数票差!)
タクシン元首相の地元、チェンマイでさえ10区のうちオレンジが7区で赤が2区のみ。

今回の選挙の結果は、オレンジ(前進党)が152議席を獲得、赤(タイ貢献党)が141議席を獲得。
軍事政権に対する不満や改革を求める人の声が反映された結果といえる。
(プラユット現首相の「タイ団結国家建設党」は23議席のみ)

これでピター氏が30人目の首相になる。(確定ではないが)
国民の期待が大きいし、反対派もいろいろつつくだろうから大変だけど、どう変わるのか楽しみ。

投稿を作成しました 1997

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