ちょっと動くだけで、じわじわと汗が出てくるようになってきた。乾燥度もすごく、洗濯物がみるみるうちに乾いていく。山は木々が葉を落とし、茶色い。温度さえ分からなければまるで冬景色。
そんな中でも南国の花は力強く、かつ美しく咲く。特に今はブーゲンビリアが鮮やかに咲いている。
チェンマイのお堀の周りにある木も葉を落としているものの、ピンク色や紫色をした花が咲き乱れている。遠くから見るとまさしく桜並木だ。近づいてみると、色も形も違うけれど、日本の花見を思い出すよう。来月になれば、ラーチャプルックという国花にもなっている花がカラカラの街を彩ってくれる。これは、藤の花を黄色にしたような花で、太陽の光で黄金色に光って、本当に本当に美しい花だ。この時期タイにいるのは辛いけど、この花とマンゴーがあるから乗り切れるのかな。
もうすぐマンゴーの季節だ