メーン・マン探しはおいしさの研究のため

何かな
この頃、夕方になるとこういう不審な動きをした人たちをよく見かける。
下を向きながらうろうろしたり、突然走り出して手を振ったり、ロウソクを持っていたり、
地面にしゃがみこんだり……。

何かな何かな
こちらは家族。
何をしているのだろうか。

えいっ
そしてみんな必ずボトルを持っている。
穴に手を伸ばして……。

捕まえたぞ
えいっ、捕まえたぞ。
穴から出てきたのは、メーン・マン。
蟻の一種だ。
周りにいっぱいいるのは赤蟻。
実は雨季に入る前、5月頃になると、このメーン・マンが巣から出てくる。
そしてそれを狙ってチェンマイ人が集まってくるのだ。
なぜ?
もちろん、食べるため! 
1年に1度の珍味だ。
オスとメスがいるが、メスのほうが太っていておいしいとか。

穴から出てくる
雨上がりの夕方に特に多く出てくる。
じっと地面を見ていると、ふらふらっと蛍のように飛ぶので、パンと手で叩いて地面に落とし、それを獲る。
でも、赤蟻がいっぱいいる穴を探し、その前でじっと待っていれば、次から次へとメーン・マンが出てくるので、それを捕まえるほうが早い。
赤蟻に指を噛まれても、珍味のためなら苦にならないとか。
このメーン・マン、ずっと穴の中で過ごし、初めて外界へ出たと思ったら、飛ぶことも知らずに捕まっちゃうんだな…。 

収穫したメーン・マン
私も友達と一緒に座り込む。
虫が苦手な私は
「あっちにいるよ! こっち!」
と指示するだけ。
「何をしているんですか?」
若者や他の地方の人が聞いてくる。
1人の男性はメーン・マンが入ったボトルを見て、
「何の研究をしているんですか?」
と標準語で聞いてきた。
あまりに真面目な顔なので困ったが、
「どうやったらおいしく食べられるかの研究かな」
笑いながら友達が答えたら、ぎょっとしていた。

↑1時間ぐらいでこれぐらいの収穫。
食べ方の話はまた次回。
メーン・マンの料理はこちらをクリック

メーン・マオ
ちなみに、昨日の日記で書いたのは、メーン・マオ。
こんな虫。
体が小さめで食べるところが少ない。
これよりメーン・マンのほうが食べたいかも。

投稿を作成しました 1997

メーン・マン探しはおいしさの研究のため” に 2 件のコメント

  1. SECRET: 0
    PASS: acddcd1be50e65459940b991c4480e9a
    「どうやったらおいしく食べられるかの研究かな」・・・笑った!!
    PWでしょ、そういうことを言うのは。うらやましい!

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