今日はマヒドン親王(ソンクラーナカリン親王:ラーマ5世の息子、プミポン国王の父親)が亡くなられた日。
マヒドン親王はタイ医学の発展に尽くし、今でもとても尊敬されていて、多くの病院で像をみることができる。
今朝、チェンマイ大学病院では、100人以上の僧を招いて、盛大な式が行われた。
そして今回、私も少しだけ参加した。
昨日、像を飾る花を手伝ったのだ。
もっとも私は、花を糸に通して花輪を作ったり、発砲スチロールに花を刺したりと、簡単な作業だけだ。
この人はマヒドン親王の手にかける花輪を作っている。
紫と白の蘭の花びらを交互に針に刺していく。
彼女(彼)は周りの紫色の卵型の飾りを作っているところ。
蘭の花びらを1枚1枚器用に丸めて発砲スチロールにピンで留めている。
ロングヘアーがとてもきれいな彼女(彼)は、土台の周りに巻く赤い飾りを作る。
バラの花を1枚ずつ折って、針に刺し、長さを揃えて切り、丸く重ねていく。
忍耐強く、冷静、かつ器用な人しかできない技だ。
以前、私も作ったことがあるけど、薄い花びらがすぐ破けてしまった。
土台はバナナの葉を1枚1枚折って作っている。
金の台に乗っている卵型のものには、ドーク・ラックという白い花がピンで刺してある。
その周りに巻いてあるのが、右の写真の花。
蘭の花びらとドーク・ラックを交互に重ねてある。
とにかくタイ人の手先の器用さと想像力にはいつもため息がでる。