とろ~りハチミツを採る

(「暑~い夏はハチミツの季節」のつづき)
巣箱には巣枠という枠が8枚ほど入っていて、1箱に女王バチが1匹、働きバチ(メス)とオスがいて、オスは交尾が終わると死んでしまうという。

女王バチは1日1500~2000個の卵をひとつひとつの穴に産み、働きバチは食料となる花粉だんごや蜜を集めてくる。
今の時期だとラムヤイの蜜が多く、その前にはライチーやサーブスアという野花の蜜があったとか。

働きバチは3~5キロ範囲で飛ぶので、蜜は少なくてもトウモロコシの花粉なんていうのも持って帰ってくるそうだ。
花粉と酵素を混ぜて作ったこの花粉だんご(Bee Pollen)は栄養価が高く、幼虫の良い食料となる。
ピンクや黄色、黒などと色が様々で、それぞれ味も香りも違う。食べてみると、全体的に干菓子のような和風っぽい香りと甘味があった。

この養蜂場では7~9日間隔でハチミツを採っている。
蜂は巣に集めてきた蜜を翅であおいで水分を蒸発させて糖度を高めるため、9~10日ぐらいが水分が飛んだ良質の完熟ハチミツが採れるそうだ。
糖度が高いものには上の写真のようにしっかりと蜜蓋がされてある。
だけど、養蜂場によっては、早く採蜜したいので4日おきに採蜜し、加熱して水分を飛ばし、糖度を高めているとか。

ちょっと詳しく説明すると、オレンジ色の部分のハチミツは水分を飛ばして蓋をしたもの。糖度が高い。
赤色の部分もハチミツだけど、まだ水分が混ざっている。十分甘いが、オレンジ色のもののほうが上質。
緑色の部分には幼虫が入っている。

巣枠を振って蜂を巣箱に落とし、ブラシではらう。

蓋を削ぐと黄金色のハチミツが!
なめると、ラムヤイ独特の香りが鼻に抜け、濃厚な甘みが喉にまとわりつく。

巣枠を分離器に入れ、ぐるっと回転させると蜜が飛び出し、ドラム缶の底にたまる。それを濾して瓶に入れればハチミツのできあがり。
多いと1箱で6kgほど採れるとか。
そして、巣枠を巣箱に戻せば、また働きバチがせっせと巣を作り、蜜を集めるのだ。

この作業がラムヤイの花が終わる4月頃まで5回ほど続く。
乾季の今が最適で、雨季は水分が多く、冬は動きが鈍くなるので、今季が終わると採蜜はせず、蜂を育てたり、ロイヤルゼリーを集めたりするとか。
花が咲いているところへ巣箱を移動しながら1年を通してハチミツを採る人もいるが、タラゴーンさんは自分の庭で1年に1度だけ採るそうだ。
(養蜂家によっては、砂糖水を餌として与えて採り続ける人もいるとか)
今度はロイヤルゼリーの作り方を見に行きたい。

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