私が興奮して会う人、会う人に洪水の話をして、写真を見せるもんだから、夕方、洪水を見に行こう! 友達に誘われた。チェンマイ人の彼女もこのような洪水は体験したことがないという。
友達と短パンとサンダルにはきかえ、いざ川沿いへ。
朝より水かさが一段と増しているようだ。あっちこっちの道が川になっていて、低い路地にはザーザーと勢いよく水が流れていく。ざぶざぶとピン川へと進んで行くけど、時々足に何かがひっかかるのが気色悪い。ゴキブリだろうか、ネズミだろうか……想像がどんどん膨らんでいく。水はひんやり冷たく、体の体温がどんどん奪われていく。
ピン川はごーごーと所々渦を巻きながら流れていて、水が溢れかえっている。一部柵が壊れていて、どっちが川なのか道路なのか分からないようなところもあった。
ある友達によると、これからまた水かさがぐんと上がるそうだ。雨は降っていないけど、北部のほうから流れてくるのだろう。きっと今週は学校も銀行その他もろもろお休みだろうな。
写真:向かって右が川、左が道路