昨日は空がどんより。蒸し暑さも加わり、｢もうすぐ雨が降るよ」と友達が言う。チェンマイの南にあるウッタラディット県では既に降ったという。
そう信じたいけど、この時期は一切雨が降らない。降らなくなってもう４ヶ月が経つ。暑さ、大気汚染、水不足解消のためにも、１分でも降って欲しいのがこの時期。それでも降らないのがこの季節。
｢降ったらコーヒーおごってね」と友達が言うので、願いを込めて、「もちろん！ 踊ってもあげるよ」と約束した。でも、隣りにいたお母さんは「とんでもない！ 今降ったら、ラムヤイ（龍眼）の花粉が全部落ちちゃうよ」と真剣に言う。
なんと、夜中からパラパラと雨の音。そして突風に大雨。道路に激しく当たる音が心地良い。それとともに、ひんやりした空気が部屋に忍び込んでくる。
今朝は驚くほど寒かった。日が昇ればいつものように暑くなると思ったけど、空はどんよりしたままで、冷たい風が吹き、チェンマイの冬に逆戻り。冷え性の私は手がかじかんでいる。バイクには上着が必要だ。どうやら中国大陸からの寒気のせいらしく、タイ全国であと２、３日この状態だとか。
芽が出たばかりのトマトの鉢を部屋に移動しながら、農家の人は大変だと思った。涼しいのはめちゃくちゃ嬉しいけどさ。
恵みの雨?!
