糞（フン）係

　母の友人を案内して、象キャンプへ。ショーの前に、象の水浴びがある。十数頭の象が水の中でゴロゴロ気持ち良さそうにしている。下流のほうに目をやると、ザルを持ったおばちゃんが待機している。糞係りだ。ウグイス色の固まった糞がプカプカと流れてくると、それをすくうのだ。川を汚さないためか、それで紙を作るためなのか定かではないけど、影でそういう人がいるとは知らなかったのだ。
（＊象の糞は繊維質が多いため、紙にして製品化している。もちろん、臭くない。）