暑い、暑い、暑い!
外はすでに40度を超えている。
アスファルトの上をバイクで走ると、上からも下からもじりじりと熱が伝わってきて、フライパンの中で蒸し焼きにされているようだ。
その暑さを待ってました!とばかりに咲くのがゴールデンシャワー。
これまでずっと葉もつけず、枯れ木みたいだったのが、太陽の光を浴びて、まるでそれを栄養とするかのようにいっぱい吸い込み、そして暑さがピークに達した時に黄金の花をぱっと華やかに咲かす。太陽に照らされキラキラと輝き、ゴールデンシャワーとはうまく名付けたと思う。
ちなみにタイ語名はラーチャプルック
ดอกราชพฤกษ์。
北部弁では「ドーク・ロムレーン」。
乾いた(レーン)風(ロム)が吹く季節に咲く花(ドーク)
ดอกลมแล้ง。
これまたうまく言い当てている。
一見、黄色い「藤」に見えるけど、近づいてみるとこんな形をしている。日本では花見があるけど、私は毎年アンケーオのゴールデンシャワーの木を見に行っている。
チェンマイ大学の貯水池の横にある大木で、
「もちもちの木」(絵本)のように1本だけどーんと立ち、木に灯がともって辺り一面を照らしているようだ。(これは勇気がなくても見られるけど。)
暑くて花見どころではないけど、肌に刺すような昼間の太陽の下で見るのが一番美しいと思う。
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初めて行ったチェンマイは4月の初めでした。
夜のナイトバザールを歩いていたら安物のリュックサックが当たっている背中が汗でびっしょりになったのを覚えています。懐かしいなあ~8年前です。
宿は駅前の「BOSSOTEL HOTEL」に泊まりました、たった4日間の滞在でしたけど。日本に戻ってから、ふとした瞬間に部屋から見たサムローこぎのおじさんがゆっくり通り過ぎて行く光景が思い出されたものでした。
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8年前でしたら、まだチェンマイがこんなに賑やかでなかった頃ですね。
サムローのおじさんにはいつまでも頑張ってほしいです。
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ホテルから見たサムロー引きのおじさんは・・ずいぶん歳を取っていて口を開いたまま大変そうにペダルを漕いでいたんですよ。その光景がその旅で買ってきたNicoleのCDの10曲目の悲しげなメロディーを聴くたびによみがえったのです。「FUNNY LADY」というアルバムです。
で・・無性にチェンマイに行きたくて仕方なくなるのです。
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サムローに乗る人が増えたら少しはおじさんたちの助けになるかなと思うのですが、
こぐ人は私より年配の人が多く、いつも乗ると心配になってきます。
でも、実際はおじさんたち、私なんかよりずっと健脚でパワーがあるんですけどね!