ランブータンの収穫!

雨期に入る頃にまずライチーが出てきて、それが終わる頃にランブータン(ンゴッ)とマンゴスチンが市場に並ぶ。
ランブータンは赤い実からもしゃもしゃした緑色の毛が伸びているのが面白い。

ランブータンで有名な品種は、ローンリアン種(学校)。
なぜ「学校」とつくのか調べてみると…。
南部のスラータニ県ナーサン郡ナーサン学校にあるランブータンの木に由来するという。
1926年、ペナンに住むマレーシア国籍の中国人、K.ウォン氏がナーサン学校の向かいにある錫(すず)鉱山に来る。
ナーサン駅の近くに8700坪ほどの土地を買い、家を建て、ペナンから持ってきたランブータンの種を4つ植えた。
黄色の実がなるもの、赤色の実がなるもの、酸っぱいもの、甘いものなどができる。
中でも東から2番目の木は他と違い、実が熟すと皮が赤くなり、毛はいつまでたっても緑色をしていた。
(形は丸く、果肉はぷりっとしていて、甘く、香りがよく、皮は薄い)

1936年、ウォン氏は鉱山を閉め、ペナンに帰ることになり、土地と家を売る。
それを買った文部省(?)が家を改築して校舎にし、元々ナーサン寺にあった学校を11月に移す。
1946-1955年頃はまだ苗木(接ぎ木)を売る人は3、4人だけで、1957-1958年に 苗木(接ぎ木) の技術が発展すると、南部のパタニー県、ヤラー県、ナラティワート県などのランブータンが広がり始める。
ウォン氏のランブータンに名前がついていなかったので、ローンリアン種と名付けられた。
今ではタイ各地で栽培されているが、ローンリアン種の元の木はこの木だとか。
チェンマイの北部、メーテン郡でもローンリアン種の栽培は盛んで、この時期は写真のようにランブータンが鈴なり。

指で皮をギュッと押すと、中から乳白色の実が顔を出す。
果肉は柔らくてジューシーというより、しっかりしていて、ぷりぷり感を楽しめる。
型崩れしないので、ケーキなどに使いやすいし、加熱しても大丈夫。
でもやっぱり新鮮なまま食べるのが一番だけどね。

ランブータンの効用を調べてみると…。
肌を明るくする、口内の炎症を抑える、下痢を和らげる、殺菌、炎症を抑える、などなど。
タンニンが含まれていて、染色、排水処理、堆肥、接着剤、虫除けなどにも利用できるとか。
すごいね、ランブータン。



投稿を作成しました 1921

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