この時期、田舎へ行くと、アップン・ムアンが鈴なりになっている。
少し小さめのテニスボールぐらいで、皮はナスのようなテクスチャーだ。
果樹園で育てるというより、
昔から森や空き地に勝手に生えている果物とでもいおうか。
まずくはないけど、特にこれといった味もないので、
市場ではあまり見かけない。
どちらかというと、家庭のおやつだろうか。
お腹が空いたら裏庭に行って採ってくる、そんな存在かも。
こんなに大きな木なので、Y字型の長い棒を使って収穫する。
ほら、この通り!
全体が紫色になるまで後2、3日待ってもいいけど、
今食べたいので採ってしまおう。
半分に割ってみると、
半透明の白っぽく、ぷにゅっぷにゅしたものが入っている。
皮をむいて食べてもいいけど、自然の中なのでそのままパクリ。
指でぎゅーっと押して食べる。
熟した柿の種の周りのような食感に似ているが、
水分はもう少し多い。
採りたてのせいか、市場で買うものより数段甘さがあって、アローイ!
おいしく食べるコツは、実を全部食べないこと。
皮の周りはベトベトした白い液体が出てきて苦いので、
もったいないぐらい皮を分厚く剥くか、
半分に切って柔らかい部分だけスプーンで食べる。
ぜひお試しあれ。
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麻里さん、この果物の名前を教えてくれてありがとう。
今年のひそかなヒットだったのです・・・
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お好きですか?!
もぎたての味は格別ですが、部屋に飾っておいてもかわいい色や形が気に入っています。