濃厚な牛乳

最近のお気に入りは、この牛乳。
こってり、クリーム状になっているもの。
イギリスに住んでいた時、牛乳を配達してもらっていたが、それを思い出すような濃厚さ。
今はわからないけど、30年ぐらい前は牛乳屋さんがいて、各家庭に届けてくれていた。
朝ドアを開けると、牛乳瓶が置いてあった。
脂肪分が少ないものから多いものまでいろいろな種類があり、真ん中ぐらいのものを注文していたが、私は苦手だった。
なにしろ瓶の蓋を開けると、上のほうに牛乳の塊ができるほど濃厚だったから。

そしてその思い出を呼び起こしたのが、この牛乳。
Dairy Homeというメーカーはナコーンラーチャシーマーにあり、放牧牛から牛乳やヨーグルト、バターなどを生産している。
牛乳もいくつか種類があるけど、このジャージー牛乳が特においしい。
蓋を開けると、”Cream Top”の文字通り、上にクリームチーズのような塊が浮いている。

それだけすくってジャムと一緒にスコーンにつけて食べたら、クロテッドクリームになるのでは?!と、はしゃいでしまう。
塊の下は普通の液体だけど、色も味も濃くて、これを飲んだ後だと一般に売っている牛乳は水みたい。
半分飲んで、冷蔵庫に入れて翌日飲む時も、また上のほうにこってりしたクリームが浮いている。
瓶を逆さまにしても出てこないほど。
でも油断すると、突然ぼたっと落ちて中の牛乳が飛び出してき、周りに飛び散って大変なことに……。

イギリスにいた頃はこの濃厚さが苦手だったけど、この年になって飲むとうまーい。
私はあまり牛乳を飲まないけど、これだったらどんどん飲みたい。
リンピンやトップスで売っているので、興味がある人はぜひ。
300mlで40バーツ(約140円)ほど。

投稿を作成しました 1995

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