お祭りといえば「ラープ」!
北部タイではお祝い事があると必ず皆で集まってトントコトントコまな板の上で豚肉や水牛の肉を細かく細かくしてラープという料理が作られる。
特にタイ正月のソンクラーンの時は家庭だけでなく、「ラープ・コンテスト」というのが各地で開かれる。
チェンマイのショッピングセンターの「ガートスワンケーオ」でも33回目のコンテストが開催された。参加したのは、ラープを職業としている人が18組、遊びで参加した人が33組。
決まりは、豚肉が500gで制限時間は1時間半。
各グループの参加者は3人。
「だけど、応援は何人でもOKだよ!」
と司会者が言っていたように、ラープの面白さは、皆でワイワイするところにある。
踊って歌って、冗談言って、お酒を飲んで…。
熱気むんむんの中、日本人の私でも血が騒いで踊りたくなる。
参加費用は「職業」が500B、「遊び」が300B。
優勝すると、金のまな板と3000Bの賞金がもらえる(「遊び」は2000B)。
上から飛び出ているのは、金の包丁2本。
ノックエアーやホテル、学校の人たちが競い合った。ラープはとにかく肉を刻んでねっとりさせたほうがおいしい。かなり体力がいるため、作るのはだいたい男性たち。
普段はそのままお皿にのせて食べるけど、今回はコンテストなので見た目も重要。
きれいにプレゼンテーションするのも男性だ。
バナナの葉を折ったり、野菜をカービングしたり、
器用に手際よく仕上げていく。見よ、この美しいデコレーションを!
左の器の中にラープを入れる。ラープに入れるスパイス。
カルダモン、ロングペッパー、フェンネルなど。
これらを煎って香りを出し、石臼でつぶして使う。レモングラスと内臓を煮る。
これを小さく切って、生肉と混ぜる。生のハーブを混ぜれば出来上がり。
それをキュウリやトマトといった野菜と、様々なハーブと一緒に食べていく。
もちろん生で!
お酒も一緒に。
ねっとりネギトロのよう。
この炎天下の中で生肉! それも豚!と思うけど、新鮮なお肉を使いさせすれば「まず」大丈夫。特にこういう大きいコンテストだと衛生面を気をつけているから(たぶん)。
(でも、時々、地元新聞では、ラープを食べて耳が聞こえなくなった、失明したなどといったニュースがある。)
もわっとした体にまとわりつくような熱気の中、リズミカルな包丁の音と、舞台からの大きな歌声が心臓にズンズンと響いてき、スパイスを煎る香りやニンニクを揚げる匂いが漂い、人々のかけ声や笑い声が飛び交う……、そんなところに自分の身をおいていたら、なんてタイって愉快な国なんだろう!とあらためて思った。そしてそんな眠っていた私の中の細胞の一部が少し目覚めた気がした。
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一緒に行ったタイルーのお祭りで、ラープをもらったけど、やっぱり生だったから食べられなかったよね。火を通したのもあれば良かったのに、残念。
踊ってる麻里さん、ぜひ、見たいです(笑)!
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一緒に踊りましょう!
リス族とは一緒に踊ったよ~。音楽に合わせて踊るのは楽しいね。
せっちゃんも阿波踊りでその面白さを知っているはず!
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リス民族の人たちと踊ったマリさんを見た証人です。かなりリズムに乗っていらしてびっくりしました。ビデオを撮る余裕があったら『世界びっくり映像』に送りましたね。しかし、意外と(!)お上手でまたまたびっくり。せっちゃんの阿波踊り+マリバージョンのリス民族踊りのご披露を強くリクエストします。ぜひ拝見したいです。お願いします!
お二人の熱狂ファンより。
私ってアブナイ人みたい?(笑)
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ไม่เก็ง แต่ 阿波踊りと一緒で「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃソンソン!」というでしょ。
ーという「ぽ」も踊っていたじゃない。
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僕が初めてラオスに行った時のこと、チャンパサックにあるゲストハウスで働いていた女の子と親しくなり、田舎に帰るというので一緒に同行することになり、ソンテウをチャーターして2時間半あまり、補装されていない悪路に揺られながらたどり着いた場所は、ボンナム村という所で、彼女の家は広さ8帖ほどの高床式住居だった。
豚、鶏、ウサギなどの家畜は放し飼いしていました。まずは彼女のお父さんにワイをして挨拶をします。床下では女たちが捌いた豚を調理していて、見ていると肝臓と腸を除く内臓すべてを丸いまな板の上で、豚の血を加えながら2本の包丁でひき肉にして、ラープを作っていました。男たちに交じって、とうもろこしで造った地酒と出来上がったばかりのラープをいただいた。恐る恐る口に運ぶと、肉の濃くと甘みが口に広がって以外や美味しいものでした。
今度は豚の腸は洗い、肉の部分を2本の包丁で、ひき肉にした後、細かく砕いたハーブ類ともち米やや多めの塩を混ぜ合わせてネームを作り、それを腸詰していました。これがサイクロークイサーンですね。そして次はバナナの葉で包み蒸し焼きして、後は陰干しするそうです。この間に発酵が進み、酸味が増すのだそうです。でも熱を加えて調理すると酸味が和らぎ程よい味になります。
以前作っておいたという、サイクロークをいただきました。美味しいのですが、粘りがなくぽろぽろしてましたね。
子供たちはある一点に集中していて、何かと思い覗いてみるとポテトチップスのようなものを食べておりました。ひとつ摘まんで食べるとほんとに美味しくて、もうひとつ食べようとしたらすでに無くなっていました。これが豚の皮チップス、皮にこびり付いている肉の部分が特に美味しかったですね。 食料を保存するため、昔の人の知恵が凝縮された料理ですね。
少し不便は感じるけど住んでみたい国のひとつですね。
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サイクロークイサーンの作り方、ぜひ見てみたいです。
辛いものは苦手ですが、イサーンの食文化も興味あります。