朝起き上がろうとしたら右腕が鉛の玉をつけたように重い。
ここのところジョギングだの腹筋だのと運動をしているから毎日どこかしら痛く、
動く度に「いててて…」と叫んでいる。
だけどこのずーんとくる重さと腕が上がらない痛さは尋常ではない。
何事かと考えて思い当たったのが、石うす。
そう、昨日友達の家で私はスープの作り方を教えてもらおうと石うすをついたのだ。
そこの家族が大きいこともあり、石うすがばかでかい。
つく棒も半端じゃなく重い。
唐辛子やレモングラス、ニンニク、スパイスなどを石うすに入れ、
力強くコンコンと音をたてながらつくのだけど、
1キロのダンベルを上下に振っているようだ。
全ての材料が姿を変え1つになるまでつき続ける。
つけばつくほどおいしくなるそうだけど、
慣れない私はペースト状にするまで20分も30分もつくことになる。
その結果がこの腕。
歯を磨くのも字を書くのも「ううう…」と唸ってしまう。
まあ、そのおかげでスープはいい味を出して100点満点だったけど。