チェンマイ大学でランナー祭りをしていたので、寄ってみた。ちょうどラープ競争をしているところに出くわした。
北部のラープは豚肉をミンチにし、それに様々なスパイスや血を混ぜて作る。よくタイ正月に作るけど、「金銀財産たっぷり!」という意味の「ラープ」という発音と似ているから、縁起物として食べるらしい。
まだお正月でないけど、この手の競争はよく行われる。大きなまな板の上で、真っ赤な豚肉を包丁でトントントンと刻み、それに血を混ぜていく。とても生々しい。
できたものをきれいに盛り付けして終わり。生で食べてよし、それを炒めてもよし。飲兵衛のおじさんたちは生で食べるけど、若者や女性には火を通したものが人気ある。生は生でねっとりした食感があり、美味しいけど、やっぱりカイチュウのことを考えると、ね。