友達が働いている厨房へ遊びに行った。なんとそこには70センチほどの魚が置いてあり、それを料理することになった。料理は北部スタイルのラープとターメリックで煮たスープ。
ラープはミンチにした肉(牛、豚、鶏、魚など)とハーブを混ぜた料理。東北のものは有名だけど、北部のものも捨て難い。
まず魚をまな板の上でトントンと2本の包丁を使ってミンチにする。そして香菜の種やレモングラス、なんきょうなどを煎り、石うすでついたものにえびペースト、粉唐辛子、ネギなどを加え、魚と混ぜ混ぜ。そのまま生で食べてもいいが、油で炒めたほうが回虫君に好かれなくてすむ。
お皿に盛り、揚げニンニク、揚げたこぶみかんの葉、そしてなんとおはじきサイズのウロコを揚げたものを上からかける。カリカリしてこれまた旨い。
とても香りがよく、ぴりりと辛く、しっかり味がついているので、もち米と食べるとアローイ! もちろんビールにも合う。