ソムタム(*)と言えば、今ではタイを代表するメニューの1つだ。
未だ熟さない青いパパイヤをトマトやインゲン、干しエビなどと木うすの中でタムタムとつく。
甘さとライムの酸味、唐辛子のピリ辛さがほどよく混ぜり合い、おいしい。
そのソムタムがなんとあのマクドナルドに登場したのだ!
丸い蓋がついている透明のコップの中には、
千切りにしたパパイヤ、人参、トマト、インゲン、ピーナッツが入っている。
それに添付けの辛口ソースを入れて、自分でシャカシャカと振る。
タムタムとつく代わりにシェイクするので、その名も「マック・ソムタム・シェイカー」(英名:ThaiSpicyMc.SaladShaker)。
アイデアは面白い。
面白いけど、味は「マック・サラダ・シェイカー」と呼んだほうがいいかもしれない。
何しろ味の決め手になるソースがイマイチで、ライムの酸味やヤシ砂糖のコクがない。
「サラダ」と思って食べるぶんにはいいが、「ソムタム」と思って口にすると、ガッカリしてしまう。
値段は25B(約75円)。
屋台のソムタムは20B(約60円)で量も倍。
さて、あなたはどちらを選ぶ?
*「タイの屋台図鑑」P90-91