ドリアンは高級な果物なだけに、はずれるとガッカリ度もすごく高い。
丸ごと2、3千円もするドリアンを買って中を開けたら、まだ硬かった、柔らかすぎた…ということも。
硬かったらしばらく放置しておけば少しは熟すし、シロップ漬けにしてしまってもおいしい。
では熟しすぎたら?
私からするとこれくらいねっとりしているほうがおいしいと思うし、中国人もこういうのが好きらしい。
でも、タイ人は意外と硬めが好きだとか。
手で持っても、指につかないし、硬めで、匂いも少ない、そんなのが人気らしい。(だったらドリアンの意味がないじゃん!)
だから柔らかすぎたら「もち米ドリアンにしよう!」ということになる。
水に一晩つけておいたもち米をバイトゥーイ(パンダン/パンダナス)と一緒に蒸す。
ココナッツミルクと砂糖、バイトゥーイを混ぜ、蒸したてのもち米にかける。
米粒にしみこませてから、よく混ぜる。
ココナッツミルク、砂糖、ドリアンをぐつぐつと煮る。
ココナッツミルクにドリアンエキスが出るので、好きな人にはたまらない。
それを先ほどのもち米の上にのせればできあがり。
ドリアンの味が凝縮されてドリア~ン、トレビア~ンという感じ。
ただし、頭の神経が切れそうなぐらい 激甘。
そんなに量は食べられないかも。
私がドリアン好きなので、友達が特別にアイス(冷凍)ドリアンも上にのせてくれた。
旨ーい!
だけど、甘いこともあり、最後のほうは気持ち悪くなってしまった……。
もうしばらくドリアンはいいかな。
(といいつつ食べるけど)