エッブ・イーフアッ

エッブ・イーフアッ
雨季に入ると食べられるものがある。
それがオタマジャクシだ。
田植えが始まる頃、田舎ではさまざまな生命が誕生していて、
それを捕ってきて調理するのだ。
味見したのは「エッブ」という料理。
具はなんでもOKで、それを味付けして、バナナの葉で包んで焼く。
魚や小エビ、豚の脳みそが一般的だけど、この時期はオタマジャクシも出てくる。
友達の親戚が作ったというものを食べてみたが、
小指の第一関節ほどの長さのオタマジャクシの他に、
ヤゴ、そしてよくわからない虫も入っている。
私は虫が苦手なので、オタマジャクシだけ食べた。
頭の部分が小魚のようなしっかりした食感があり、身は柔らかい。
ターメリックなどで味付けをしているから、
オタマジャクシ本来の味はわからないけど、
食べた感じでは白身魚の淡白な味。
市内に住むチェンマイっ子に話したら、気持ち悪くて1度も食べたことがないとか。
やはりゲテモノ系になってしまうのだろうか……。
おいしいのになあ。

投稿を作成しました 1993

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