チェンマイの花祭りは国内外で有名だが、
実は地元に根差したもう1つの花祭りがある。
それが「サオ・インタキン祭」、別名、花を供える祭りだ。
サオ・インタキンというのは、いわゆるチェンマイの国柱のこと。
旧市街の真ん中に位置するチェディールアンというお寺にあり、
チェンマイの人々が毎年1度参拝して国の繁栄や人々の健康や幸せを祈るのだ。
この木も聖なる木で、花を供える人が後を絶たない。
境内に並べられた台の上に花を供え、木にも供えるから
お寺はみるみるうちに花で埋めつくされる。
また、雨乞いのセーンフォンハーという仏像も置かれ、
聖水をかけて雨をお願いする。
まだまだ暑いチェンマイ。
でもそろそろ雨季の始まり。
田植えの頃に必要な雨が降りますように。
この行事は7日間、5月21日まで毎日(1日中)しているので
この機会に行ってみてはいかがですか?