ラーンナー文化

工芸品を見る子どもたち 以前、チェンマイはランナータイ王国として栄えたところだ。その名残は今でも日常のあちこちで見られる。衣装や言葉、文字などがそうだ。
 近代化の波に逆らうことはできないけれど、時々ランナーの文化を再現したイベントが行われる。今日は、ランナーの音楽・踊り・言葉・文化などを教える学校のイベントに行ってきた。昔ながらの市場が再現され、踊りや音楽が披露された。竹細工や銀細工、漆器などのデモンストレーションもあり、民族衣装に包まれた児童たちが熱心におじいやおばあの説明を聞いていた。
 カレン族のブースで、つきたてのお餅や籐の実、お茶などを味見したり、様々なハーブや野菜の種を分けてもらったり、おじさんに風習を尋ねてみたり……、とても勉強になるし、楽しめる。ただ、ランナー文化を守るのが目的なので、ほとんどの人が北部弁を話し、説明を聞いても30%ぐらいしか理解できないのが非常に残念。


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