ラーンナーの結婚式

Lanna wedding ceremony
ちょっと前に知り合いの子の結婚式へ行ってきた。
知り合いといっても、
同じアパートに住んでいるというだけでこれまでに話したこともなかった。
たまたま友達と彼女が立ち話をしていた時に、
友達「私、仕事も忙しいし、一緒に行く人がいないから止めておくかも」
彼女「マリさんを誘ったらいいですよ」
私「じゃあ、行くね。いつ?」
彼女「来週です」
と突然決まった。
友達を通してお互いの存在は知っていたけど、
話すのはその時が初めて。
でも、タイの結婚式は意外と自由で、
招待されていない友達を連れていっても気にしないことが多い。
(席が決まっている食事スタイルの時はダメ)
私も何回か誘われて行ったことがあるけど、
式場で初めて新郎新婦に会うということも何度かあった。

giving presents and money to the bride's parents
今回は伝統的なランナー様式の結婚式。
でも、カップルはチェンマイ人ではないので、
家ではなく、北部料理のレストランで行った。
場所は「たっぷり」でも紹介している「フアン・カージャオ」(pg128)。
ここは時々、結婚式の会場になっていて、
私が行った日は3組の結婚式があった。

まずは結納金をお嫁さんの両親にさし出す。
金のネックレスに札束!!!
まあ、形だけということが多いけど、
男性のほうが金持ちだとやっぱりちゃんと贈る。

thank their parents
お互いの両親を前に合掌し、床に頭をつけてお礼をいう。
「今まで育ててくれて、見守ってくれてありがとう」
と。

mat-moomat moo
家族、親せき、友達が順々にカップルの腕に白い聖糸を巻いていく。
「2人で末永く幸せにね」
なんて声をかけながら。

sweets w/ good meanings
縁起の良いお菓子も9種類用意される。
「9」の発音が「昇進する、前に進む」の発音と似ているため、
タイのラッキーナンバーでもあり、行事には何かと「9」が使われるのだ。
用意されるお菓子も、
金色のお菓子の鶏卵素麺やトーン・イップ、カノムチャン、カオトム・マットなど
どれも縁起がいいものばかり。
いつまでもぴったりと寄り添っていられますように、
人生上向きでありますように、
なんて意味がある。

giving sweets to his wife
「はい、あ?ん」
なんてお互いに食べさせあう。
9種類食べ終わる頃は、2人の仲も口の中もめちゃくちゃあま?い。
男性にはおまけでニンニクがつく。
子孫繁栄につながるというわけだ。
彼女は2人子どもが欲しいから2個食べさせてあげていた。

what a feast!
最後は自由に席について食事。
魚、鶏肉、豚肉、魚、ミャンマー風カレー、ジャックフルーツの和え物、
トムヤムスープ、野菜ディップ、果物のご馳走。

末永くお幸せに!

投稿を作成しました 1993

ラーンナーの結婚式” に 2 件のコメント

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    写真がきれいに撮れていて、雰囲気がしっかり伝わりました。素敵ですね。
    私は、白人のカップルだったけれど、結婚1周年式を見ました。  お坊さんを呼んで、お経を唱えてもらっていました。
    終わりがけにやはり、白い聖糸を巻いてもらっていました。そうしたら、お坊さんが私たち夫婦を手招きし、我々にもその糸を下さったのです!  
    幸せのおすそ分けをもらったようで、もちろんその糸は切れてしまうまでずっと身に着けていました。
    まりさんのこのページで、思い出しました!

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    わぁ~、それはいっぱい幸せを分けてもらった感じで嬉しいですね。
    りょうこさんも末永くお幸せに!

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