大晦日とタイ正月

ソンクラーンは友達の田舎へ遊びに行ってきた。
チェンマイから1時間くらい行った所だ。
村ではお正月の準備で忙しく、
あちこちの台所からコンコンと石うすをつく音が聞こえ、
子ども達はバナナの葉を拭く作業に追われている。
この村ではお正月には「ホーヌン・ガイ」と
カノム・ジョック」(カノム・ティエン)というお菓子を作る。
前者は、ターメリックやなんきょう、レモングラス、
唐辛子などをついてペースト状にし、
それを鶏肉や豚肉、春雨、筍と混ぜ、バナナの葉で大き目の三角形に包んで蒸す。
後者は、もちっとした皮の中にココナツが入ったもの。
これも小さいが、三角形に包んで蒸す。
ほとんど、隣りもその隣りもその隣りの隣りも親戚という環境なので、
自分の家のものが終われば、手伝いに行く。

これを14日に作り、15日の朝にお寺へ持っていく。
たくさん作るので、各家庭にも配る。
家庭によって味付けが微妙に違うので食べ比べるといろいろな味に出会える。
そして「うちのほうがおいしい」と裏で言う。

バナナの葉に包むのを私も手伝い、
その後、子ども達とピックアップトラックの後ろに乗って、川へと向かった。
10分たらずの距離だけど、川へ着くまでにすでに皆ずぶ濡れ。
道の両側にはバケツを持った十数人の子どもや大人が待ち構えていて、
車が来ると前に立ちふさがり、身動きできなくなった私達に向かって、
ざばー、ざばーと水を容赦なく掛ける。
涼しいというより、最後の方はぷるぷると震える始末。
寒い!! 本当に寒い!

川ではバーベキューをする人やカラオケをする人で賑わい、日本の花見状態。
すでできあがった人が多く、着くや否や喧嘩を目撃。
周りの人が止めに入って事情を聞いても、ろれつがまわっていない。
らちがあかないと警官を呼びに行くと、
警官は警官でいいあんべーにできていて、ふらふらと出てきた。
説明をすると「分かった」と言い、運転席に乗り込み現場へと走り出した。
おい、おーい! 「飲んだら乗るな」とキャンペーンで言っていたのは誰だい?!

結局、話し合いといっても、警官も含めみんな泥酔状態。
何が何だか分からない。
いやー、村の祭りは驚くことばかり!

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