ソンクラーンは日本のお正月・盆と同じで帰省ラッシュ。長距離バスや列車、飛行機で帰る人もいるけど、近場の人は乗り合いソンテオ(ピックアップ)を利用する。
お土産をたくさん積んだり、バイクをのせてくれたりするので便利。
このソンテオ、前に2台、後ろに2台バイクがのっている。
どうやってのせたか不思議だけど、ひっくり返らないか見ていてハラハラ、ドキドキ。
宝くじを買って一攫千金を狙う。
お正月ジャンボ宝くじとノリは同じ?
若者は夏休みの間だけ、髪の毛を染めてオシャレをする。
染めている途中。
田舎だとこんな姿でフラフラあっちへ行ったり、こっちへ行ったり。
ニキビのチェックも入念に。
おばさんも髪を切ってさっぱり。
親戚の子どもに切ってもらう。
私も暑いので切った。美容院でだけど。
もっともっと短くして涼しくしたい。
各家庭ではお供物の用意に大忙し。
茶色くなったバナナの葉を裏庭から採ってきて、
洗い、四角く切る。
タバコを入れて手の平でぐりぐりと転がすと葉巻のようになる。
それを糸で結べばほら、葉タバコのできあがり。
チャッパルーという葉に石灰水をつけ、ぐるぐるっと巻く。
ビンロウの実をつけて糸で縛れば、お供え用の噛みタバコのできあがり。
そうそう、大切なのを忘れていた。
もち米のお酒だ。
この時期、それぞれの家で作って振舞われる。
もち米の下には透明の甘い液体がたっぷりと入っている。
ピンク色のはバナナで作ったお酒。
全然バナナの匂いはなく、甘いので女性に人気がある。
その他、干したラムヤイを漬けたお酒もあった。
あれもこれも味見しなと勧められるけど、そんなに飲めないので断ると、
「リス族の家では飲んだのにうちのは飲めないのか?」
と、すでに酔っ払っている親戚のおばちゃんに言われ、またグビグビ……。
ぷはっー、ラムヤイのは焼酎につけているので喉がヒリヒリとするほどきつかったけど、もち米のお酒はまろやかでおいしかった。
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かわいそうなぴーまり.ぽがいっしょだったらいっぱい飲んであげるのに・・・。ちなみに、リス民族から持ってきたお酒、未だ終わっていません。ひとりで飲むとなぜかきつい・・。やっぱりこの類のお酒はみんなで飲むために作られたのですね~。
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私もぽを思い出したよ。相手はナーリーですからね。
でも本当、ああいうお酒はあの雰囲気の中で皆とワイワイ飲むからおいしいのであって、
一人で飲むにはきついだろうね。
梅酒を作るとか。
停電した時のランプ代わりに使うとか。