オット家に伝わるタイ料理

一歩ドアをくぐると、壁にはびっしり絵皿と花瓶、家具はアンティークを置くなど、どこかイギリスの店にいるような雰囲気がある。 
高床式の家を改築したので、天井が高いのが気持ちいい。
オーナーのオットさんは大の料理好き。
バンコクで会社を経営していた時は毎日スタッフにランチを作り、週末は友達を家に招いて腕をふるっていたという。

チェンマイの友人がタバコ工場の一部をゲストハウスにする時、オットさんに朝食メニューを依頼。
いろいろと関わっていくうちに、レストランをオープンすることになった。
2018年8月だ。

作る料理は、自分が小さい頃に家庭で食べていた味。
母方のおばあさんが王室関係の台所にいて、市場で買い物をしていた時に、父方のおばあさんと知り合い、オットさんの両親が結婚したという。
オットさんは小さい時からお母さんの料理を手伝っていたこともあり、食に関する知識と経験は豊富だ。
調味料やエビ、肉、野菜など、使う素材も厳選しているし、自ら市場に買い出しに行っている。

オススメのひとつが、塩味がきいた豚三枚肉の揚げもの「サームチャン・プリック・グルア」。
肉はジューシーなうえ塩加減が絶妙で手が止まらない。
ビールのつまみに最適だ。

他にも、グリーンカレーやゲーン・ソム(酸辛スープ)、昔ながらの春雨サラダなどなど。
春雨サラダは、カンチャナブリー県の特別な春雨を使っているので、時間がたっても春雨が引っ付くことなく柔らかい。

タイ人に人気なのが、豚の脂身を揚げたガークムーを焼き飯にした「カオパット・ガークムー」。
豚肉がアクセントになり、満足感がある。
ミズオジギソウとビーフンを炒めた「パットミー・グラチェー」という珍しい料理も。
醤油味のさっぱりした味で、ミズオジギソウのシャキシャキ感がいい。
比較的辛い料理が多いので、辛さは先に伝えよう。

室内のあちこちにオットさんが集めた絵皿が飾られている。
青と白が好きなので、料理を盛り付けるお皿は青と白のものが多い。

隣りには、タバコ工場があり、2021年秋にタイスイーツのカフェがオープン。
こちらは今度紹介しますね。

【営業時間】10:00-20:00
【休み】日 14:00-17:00、水曜日
【地図】クリック
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