タイで「カフェ」がブームになってきた。
これまでコーヒーといったらインスタントコーヒーが主流。
ちゃんと豆を使って煮出したタイ式コーヒーもあるけど、
コンデンスミルクと砂糖がたっぷり入るので頭が痺れるくらい甘い。
しばらくすれば慣れるけど、時にはちゃんとしたコーヒーも飲みたい。
牛乳を泡立てたカプチーノが恋しいし、香りの良いコーヒーに酔いしれたい時もある。
少し前まではそんな望みは日本へ帰国するまで叶わなかった。
この際、外国人相手に自分で店を開くかと思ったし、意外と当たる気もした。
私と同じような考えを持った人が多かったのか、
今では「フィルターコーヒー」を売りに出す店が出てきた。
カプチーノだってエスプレッソだってある。
スターバックスも日本同様、増えてきているし、私も１度だけ行ったことがある。
コーヒーは素晴らしくおいしいが、お客さんは外国人が多く、
まだ庶民の味になるには遠い印象を受けた。
その理由はずばり値段。
コーヒーが１杯200円と日本とあまり変わらず、ラーメン３杯分の値段だからだ。
屋台のコーヒーが１杯30円だから、ちょっとハイソな人以外にはまだ高嶺の花。
後もう少ししたら手頃な値段になると思うけど、
しばらくはタイ式コーヒーで脳をまったりさせておくかな。
