2日目:② ヘーホーからタウンジー、カック遺跡へ

Kakku Pagodas
都会より郊外を見たかったので、
シャン州のヘーホーまで飛行機で飛ぶことに。
本当はパガンへ行きたかったけど、あいにく満席、
急きょヘーホーに変更した。

ヘーホー界隈はインレー湖が有名だけど、
遺跡好きの私としては、「カック(カク)遺跡」にぜひ行きたいと思っていた。
ネットでたまたま見た写真に一目ぼれしたのだ。

Kakku Pagodas
これがカック遺跡。
こんな仏塔が2000塔以上建っている。
圧巻。
でも、かなり修復をして新しくなっていて、
もっと歴史を感じるものを期待していた私はちょっとガッカリ。
遠くで見る分には迫力あるけど、
近くで見ると、もったいない…。
でも、美しいことに変わりはないが。

Pao lady
この遺跡に行くには、パオ族(「パ・オー」と発音)のガイドをつけないといけない。
パオ族はシャン州で2番目に多い民族(1番はシャン族)。
カレン族とも近いそうで、言葉も似ているとか。

私たちを案内してくれたのは大学2年生のススちゃん。
目がきらきらしてかわいい子。
ほっぺにはタナカー(植物からつくった粉=日焼け止め)を塗っている。
彼女の説明によると、
パオ族の祖先は超人(だったか?)の男性と龍の女性だとか。(↑写真左の2人)
龍が女性に化け、降霊術師(霊能者)と結婚するが、
しばらくして龍であることがわかり、男性が逃げてしまう。
龍の女性は2つの卵を産み、男性をずっと待ち続ける。
1つの卵は中から出てこようとしてヒビが入ったけど(パ)、
もう1つの卵は自分の力では出て来れず、外から手伝って割ってあげた(オ)とかなんとかで、
パオ族になったとか言っていたような…、どうだったか…、さて。
だからパオ族の女性は頭にターバンを巻いて龍を模し、
ターバンにつけるカンザシ(普段はつけていない)は龍の眼を表しているとかなんとか…。
服は、黒と群青色で、普段着は黒、正式なのは群青色という。
貫頭衣の上にチョッキ、巻きスカート、ふくらはぎに脚絆をつける。

Pao women
関係ないけど、私も着せてもらった。
ターバンはショールみたいなものを以前は巻いていたけど、
今は中国製のカラフルなバスタオルが人気あるみたい。
おばちゃんたちがやるとかっこいいけど、
下手に巻くと、風呂上がりみたいになってしまう。

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【情報】
ヤンゴン → ヘーホー (所要時間:1時間10分、往復約7500B。タイにて予約)
ヘーホー空港 → タウンジー町 (所要時間:1時間弱。タクシー1台20000チャット)
タウンジー町 → カック遺跡 (所要時間:片道1時間~1時間半。車往復35000チャット)
カック遺跡ガイド料 5ドル、入場料 3ドル
◎タウンジーのホテルでタクシーを依頼できる。(ガイドのところへ案内してくれる)
(インレー湖泊の人はインレーで予約可。私たちはタウンジー泊)
◎ホテルはBogyoke Aung San Road界隈に何軒もある。
◎車はチャーターが多い。タウンジー市内はローカルバスが走っている。
※あくまでも私たちが使用したルート、値段なので変動はあると思います。参考まで。
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投稿を作成しました 1993

2日目:② ヘーホーからタウンジー、カック遺跡へ” に 2 件のコメント

  1. SECRET: 0
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    麻里さん、こんにちは。
    とても濃くて楽しい旅の様子がつたわってきて、読んでいて楽しかったです。
    ビルマにもいろんな食材があり、食生活が豊かそうですね。
    ターバンした姿もニコニコで決まっているね。

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ちょっと文章が長かったですね。(笑)
    まだ伝えたいことがいっぱいあったのですが、電池切れです。
    想像以上に旅がしやすく、人も親切でよかったですよ!
    今度は2週間ぐらい滞在したいな。

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