イスラム教徒の街

友人が住むナラティワート県へ。
マレーシアの国境が近く、住民の80%はイスラム教徒という地。
モスクもあちこちに見られるし、女性は頭を布で覆っている。
街にヤギは歩いていても、犬は歩いていない(犬は不浄だから)。
市場の肉コーナーは仏教徒とイスラム教がはっきり分かれているし、
イスラム料理屋も多い。
街にはタイ語ではなくヤーウィ語が飛び交っている。

友達に誘われて400人くらいが集まるパーティーに出席したけど、
テーブルはイスラム料理と仏教徒用の料理に分けられていた。
イスラム料理を食べたい仏教徒はそちらに行ってもいいが、
当たり前だけどその逆は絶対にない。
仏教徒用のテーブルには豚肉もお酒も出されるが、
イスラム料理に豚肉は絶対ないし、肉も特別に処理をされたものしか使わない。

イスラム教徒の村で食べた料理を1品紹介。
「ラーセ」というもので、白玉粉で作った5ミリ程の生地を
短めのうどんのように切ったものにソースをかけて食べる。
ソースは「ゲーン・カーオ」といい、ココナツミルクに魚やハーブを入れて煮たものだ。
ココナツの甘さに魚のダシが出ていて、生地のモチモチ感に合う。
たくさん食べるとあきるけど、軽食にいい。

投稿を作成しました 1995

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