この間チェンマイで知り合ったバンコクの人から荷物が届いた。いろいろな面白いことを考えるのが好きらしく、彼が書いた本を送ってくれた。本には、「自転車をこいでいる時、犬に噛まれない方法」とか「ラーメンを食べる時、メガネが曇らない方法」とかそういったジョークっぽいアイデアが写真入りで紹介されている。そのアイデアが奇想天外で、お腹が痛くなるぐらい笑える。
パッチワークも好きでしているそうで、写真を送ってくれた。それはいわゆるアメリカン・キルトとは違い、象がいたり、お城が建っていたり、マジシャンが手を挙げていたりという、アイデアマンらしいユーモラスで力強い作品だ。
中でも感動したのが、荷物のパッケージ。パッチワークの布を紐にして縛り、私の名前を布を切って貼っている。イラストも描いてある。おまけに箱の横には自分の顔スタンプを押している。
手作りというのはやっぱりどこか温かい。