明日は仏誕節。
釈迦が誕生し、悟りをひらき、入滅した日で、仏教徒にとっては大切な行事の1つだ。早朝、お寺にお供えを持っていき、夕方はロウソクと花を持って仏塔の周りを3度回るウィアンティアンが行われる。
そしてチェンマイでは、その前日の夜に山の上のドイステープ寺まで登るという慣わしが630年以上続いている(らしい)。
その距離約11キロ。
1935年にクルーバーシーウィチャイ高僧がお寺までの道を作ってからは、車だと20分で行かれるが、この日だけはあえて歩きだ。
私は夜8時前に出発し、お寺に到着したのが12時前だから、所要時間は約4時間。
11キロの道程は途切れるところなく、どこも人、人、人。
日本の初詣のような人出だ。
仏塔の周りはさらにぎっしりで、ウィアンティアンする人たちの流れに入ってしまうと止まることもできない。
早朝には托鉢や式があるので、それに備えて境内で眠る人たちもいっぱい!
お寺を目指す人々がこれだけいるというチェンマイにちょっと感動した。