久しぶりに映画を観た。学生の頃は、中国や仏、ロシアなどの映画が好きで、週に1回は観ていたけど、最近は年に数えるだけ。この間、バンコクで「レイ」というレイ・チャールズの映画を観たのが最後。
今晩観たのは、「Lemony Snicket’s A Series of Unfortunate Events」という映画。両親を亡くした3人兄弟があちこちの変な親戚に預けられるお話。内容はともかく、終わった後の映像が素晴らしかった。普通なら黒い画面にキャストの名前がずらずら出てきて、席を立つところだけど、これは映画の話がもう1度切り絵となって、画面いっぱいに映し出さる。切り絵がインドネシアやタイ南部の影絵を見ているような、どこか怪しげでいて、美しく、それだけでも見る価値がある気がしたのだ。