竹踏みから学ぶこと

竹踏みなんか体調が良くない。コンピューターの使いすぎで頭が痛いし、胃も思わしくない。すこぶる元気なんだけど、ちょっとご飯を食べるともうお腹がいっぱい。非常?に珍しい。何か変な物を食べたのか・・・。考えてみるとこの2、3日あまり食欲がわかない。市場で買った人参ジュースが原因か。いや、空き地から取ってきたバナナの葉にアイスクリームをのせて食べたのがいけなかったのか。単純に疲れか。う?ん、原因不明。
 なんたるこった。なにしろ、今日のランチは知り合いの方からホテルのビュッフェに誘われていて、すごく楽しみにしていたのだ。でも、どう考えても、食べられそうにない。仕方がないので、泣く泣く断わることにした。代わりに家でご飯と梅干を食べた・・・。
 頭痛と胃痛にはヨガや「足ツボ」がいいはずだ、ーと信じているので、ツボ押しに行く。
 それでも、「竹踏み」が欲しくなったので、友達に言うと、一緒に近くの工事現場に付き合ってくれた。アパートを建設しているところで、足場に竹を使っているから、竹が転がっているのだ。短いのをもらい、私の説明のもと、友達がのこぎりで切って、ナタで割ってくれた。なんとも頼もしい友達だ。
 使ってみると快適、快適。心地良い刺激がツボから伝わってくる。これで健康が保障されたも同然だ。 
 ?と思ったら、バキッ。割れた。私の体重が重いからだと友達はゲラゲラ笑う。それもそうだけど、違うのだ。切るところを間違えたのだ。両隅にある節を残さず、あえてきれいだからと節を取って切ってしまったからだ。
 ちょっと悲しいけど、こういうことをしながら人間って学んでいくんだなあ、なんて思ったのだ。


投稿を作成しました 1996

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