朝ガサガサ、カラカラという音でよく目が覚める。それが犬だったり、真っ黒に日に焼けた体の細いおじさんだったりする。
アパートの側にゴミが1袋、その向かいにはレストランのゴミ袋が約15袋ある。そしてそのゴミを求めて犬が残飯をあさり、人は資源になるものを探す。時々腕ほどの骨が道端にころがっていてドキリとさせられるが、ゴミ収集車がくる頃には本当に「ゴミ」しか残っていない。
今朝はいつものおじさんではなく、若い男女がバイクでやってきた。ゴミ袋を次から次へと開け、ペットボトルやビンを探す。段ボールがあればそれも集める。うちのアパートのゴミ袋からは2、3本しか出ないけど、レストランのものは宝の山。出ること、出ること!
いつもそれを見て思うが、せめてペットボトルとビンだけでも分別したらいいのになと。