今年も静かなソンクラーン

明日からタイ正月のソンクラーン。
普段なら11日からお濠の周りや町角で水かけをしているのに、今年も去年同様、水かけが禁止になった。
ちょうど去年の今頃はロックダウンしていて、町には人はもちろんのこと、車すらほとんどいなかった。
その後、コロナが収まり、数か月前に第二波がきた。
外国人労働者が主だったのと、県もあるていど特定されていたので感染者も減り、チェンマイは2か月以上、ゼロ人だった。

それがこの1週間で急激に増え、昨日は281人、今日は269人になった。
まだ検査をしている段階なので、これからきっとどんどん増えるだろう。
急遽、国際会議場やチェンマイ大学(←学生、関係者のみ)などを病院にし、数千人を受け入れられるようにしている。
全国では、+985人、第三波はクラスターがあちこちで発生しているので急増しそうな気がする。

去年はステイホームだったけど、今年はお寺の行事はあるといっていた。
でも急激に感染者が増えているので、どうだろう。
市場はお正月の準備をする人で賑わっていたから参拝するのかな。
これは砂の山にさす旗

お正月セット。
ソムポーイというサヤや香水などを水に入れて聖水をつくり、仏像にかける。

こんな植物も売っていた。
初めて見る。
北タイでは花もつぼみもよく食べるので、「これは食べるんですか?」と聞いてみたところ、お供えするとのこと。
名前が、「ドークチョーク」、「幸運(ドーク)」の「花(ドーク)」だから縁起がいいようだ。
私も1束購入。(たったの10バーツ!)
一部花が咲いていたのもあったので、ちょっと楽しみ。

旧市街の3人の王様像広場では、儀式が行われていた。
チェンマイが1296年4月12日に建都され今年で725年、 チェンマイをつくった王様たちに感謝を捧げる儀式だ。
本当は踊りや托鉢をする予定だったけど、コロナで急遽中止。

広場にはカラフルな旗が飾られていてきれい。

お濠の周りも旗が飾られている。
今年は雨が降るのが早く、ここのところ雨季のように毎日1回は降っている。
そのおかげで煙害がなくなり、青空を見ることができて気持ちいい!

なるべくステイホーム。
だけど、水をかけられずにゆっくりラーチャプルック(ゴールデンシャワー)の花見ができるのはちょっと嬉しい。
ラーチャプルックが咲き始めると、ああソンクラーンだなあ…と思う。
みなさま、どうぞお気をつけください。
ハッピー・ソンクラーン!

投稿を作成しました 1993

今年も静かなソンクラーン” に 2 件のコメント

  1. 「寝耳に水!」のとんだソンクラーンになってしまいましたね。去年に引き続き水掛け合戦に参戦できないのが残念です。
    休日だというのに今日のMAYAはがら~ん、5階のSFXも今日公開の映画が何本もあるのにがら~んで淋しい限りでした。新作タイ映画は上映時間直前に観客が他に1組(2人)のみで10メートル以上離れた席があったので観てしまいました(^^♪

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