毎年陰暦11月の満月はローイクラトン祭、北部タイでは「イーペン祭」と呼ぶ。
「イー」とは北部弁で「2」、「ペン」は満月という意味で、ラーンナーの暦で2月の満月に行われるためだ。
年々規模が大きくなり、世界的にも有名になったローイクラトンは、空に飛ばすコムローイ(熱気球)が主流になりつつあるが、本当は名前の通り、灯篭(クラトン)流し(ローイ)のお祭り。
農作物や生活に必要な水を与えてくれた水の神様メーコンカーに感謝と、水を汚してしまったお詫びの気持ちを込めて流す。
それと同時に、天国にあるゲートゲーオジュラーマニーというお寺にコムローイを飛ばす。
チェンマイ各地では一斉にコムローイを飛ばすイベントが開催され、夜空には天の川ができていた。
バックに流れている音楽は、この時期によく流れる「ローイクラトン」の歌。
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