部屋に華やかさがないので、植物市場のカムティエンまで花を買いに行った。バイクで回らないとばててしまうぐらいの広さがあるところだ。そこをぐるぐる何周かして3種類の花を買った。名前は知らないけど、黄色の可憐な花はちょっと高価で150バーツ(約450円)。高かったけど、美しさに惹かれて購入。黄色いダリアのようなものは花がたくさんついてお花畑みたいなので、3鉢買った。1鉢8バーツ(約24円)と耳を疑う値段。そしてハンギング・バスケットにこぼれるように咲き乱れる紫色の花は80バーツ(約240円)。
それをバイクいっぱいにぶら下げ、アパートに帰った。ハンドル操作が難しいけど、植物というのは気持ちがウキウキしてくるから不思議だ。
アパートに着くなり、友達のお母さんが「何そんなに買って!」と驚くと同時に、「なに、失恋したの?」と聞く。どうやら紫色の花は失恋したときに買うらしい。ん・・・・・・。そんなものなのか。
いずれにしても、花の名前も花言葉も全く縁がない私には目と心が温かくなれば嬉しいんだけどさ。