いよいよ明日からソンクラーン(タイ正月)だ。気が早いチェンマイ人は昨日から早速水掛けをしている。気温はグングン上昇していて、ベランダの温度計は40度をさしている。
この時期は私が一番嫌いな季節だ。雨が降らず、山は茶色になり、熱風が吹き、プラスチックを焼く匂いや排気ガス、山焼きの煙が充満する。だから、この時期は一時帰国する人が多い。私も逃げられるものなら逃げたい。だけど、チェンマイを愛する者としては、良いところどりだけではいけない気もする。良いところも悪いところも知ってこそチェンマイ・ファンかな、なんて思うようにしている。(本当は仕事がなければ、一時帰国しているけど)
それにしても暑い……。
ただ、今年は暑いものの、プラスチックと山焼きの匂いがない気がする。目に見えない大気汚染はすごいはずだけど、まだ普段よりきれいな気がする。あとはソンクラーン本番になれば、皆が水掛けをしてくれるので街が涼しくなる。そう思えば、ソンクラーンも待ち遠しくなる。要は気の持ちようか。
今年は友達の実家に行かないだろうから、この際思い切って街なかにくりだして、一緒に水掛けをしてみるかな。