野生のハチミツ採りは命がけ(1)ハチミツの種類

タイのハチミツの時期といえば、夏真っ盛りの4月。
乾季で雨が降らず、空気が乾燥している頃。
暑いと40℃を超えることもある。
その時期に採るハチミツが濃厚で最高においしいとされている。
スーパーなどで「5の月のハチミツ」(น้ำผึ้งเดือนห้า/ナームプン・ドゥアン・ハー)とあえて表示して売っているものがあるが、この時期(4月頃)に採蜜したものだ。

タイのハチミツについてちょっと説明すると、 タイで売られているハチミツは3種類ある。
1つ目は、巣箱をおいて養蜂したもの。
2つ目は、庭先などで野生の蜂が作った巣から採ったもの。
3つ目は、森に棲む野生の蜂の巣から採ったもの。
どれも乾季のハチミツが一番おいしいが、養蜂のものは、餌となる蜜が足りないと、砂糖水を餌に与えることがある。
そうすると、栄養分や香りなどが少ないなんてことも。

だけど、花粉と蜜だけで 採蜜したものは香りも味も濃厚だ。
北タイはラムヤイ(龍眼/ロンガン)が有名だけど、その花が咲く時期にだけ採蜜したハチミツは甘味も香りも強い。
知人の養蜂家さんはその時期にしか集めないので、店で買うものと香りがまったく違ってびっくりした。
ただ、去年と今年は季節外れの雨が降るなど、変な天候が続いたため、餌となる花粉が1年を通して少なくて蜂が大量に死んでしまった。
40箱以上養蜂していたのが、 5箱ぐらいに減少し、最後は全滅して今年はまったく採れなかったという。
他のところも同じように半分以下に減ってしまったとか。

2つ目のハチミツは、養蜂ではないけど、身の回りに巣を作る野生のもの。
野の花などから蜜を集めてくるので、いろいろな味や香りが混ざっている。

そして3つ目が森のハチミツ。
野生の蜂で、森・ジャングルの50メートル以上はあるような木の上に大きな巣を作る。
暑い時期になると森にいろいろな花が咲き出すので、どこかで雨季を過ごした蜂が戻ってくるという。
1年に1度だけ、この時期にだけしか採れない貴重なもので、 リン、カルシウム、ミネラル、アミノ酸、抗酸化剤、ビタミンBC、ミネラルなどを多く含み、薬にもなるという。
また、傷や擦り傷の炎症の軽減、傷の治癒を早める、関節痛、便秘、不眠、咳、高血圧などを和らげる。
血液に栄養を与える、体のバランスを整える、ニキビ解消、肌の潤い、髪にツヤを与えるなど、効果はすごく、まさにスーパーフード。

ーと、だいぶ前置きが長くなってしまったが、先日、その森のハチミツを採る名人と一緒に森へ行ってきた。
その話を書きたかったのだけど、前置きが長くなってしまったので、その時の様子は別ページに書きます。
興味のある方は、ここをクリックしてください。

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