キラキラザクロを模したお菓子

きらきらタプティム・グローブ
タイで人気があるお菓子の1つ、タプティム・グローブ。
ショッキングピンクをしていて、ちょっとドッキリするけど、
タイ人はこれが大好き。
タプティムというのはザクロ、
グローブはカリッという食感を表している。
要するに、ザクロを模したデザートということだ。

片栗粉をまぶす
このカリッという食感の正体はクワイで、
クワイをサイコロ状に切り、シロップに浸して色づけをしている。
作り方は、それに片栗粉をまぶして、ザルに入れて余分な粉をとり、

ゆでるとこんな感じ
沸騰したお湯に入れて茹で、
冷水に取ればこの通り。
透き通った膜をつけたザクロの出来上がり。
(レシピは「おうちでタイの屋台ごはん」86ページに掲載)

100%のジュースいろいろカボチャで代用
日本だったらかき氷のイチゴシロップを使えばいいけど、
着色が気になるようだったら無添加のシロップや
100%のオレンジ・イチゴ・ブドウなどのフルーツジュースを使えばいい。
ただし、うっすらとしか色がつかないから、
ココナッツミルクに浮かべた時にワクワク度が減る。
もしくは、カボチャやサツマイモ、紅芋なんかをサイコロ状に切って、
それに片栗粉をまぶしてもいい。
まあ、「ザクロ」を模したデザートなので赤っぽいほうがいいかも。
今の時期だったら、食感はカリッといかないけどスイカも選択肢の1つ。

くわい
これがクワイ。
英語でWater chestnutという。
中華食材があるところに缶詰が売られている。
タイでは、原価を抑えるために
クワイの代わりにマンゲーオという果物を使う店もあるが、
もし日本でクワイが手に入らなかったら、
リンゴなんかで代用していい。
ただ、クワイのなんというか、
硬めにゆでたジャガイモというような食感は捨てがたい。

ちなみにクワイはタイ語で「ヘーウ」という。
フルーツ屋台にもあり、そのままポリポリ食べることもできる。
面白いのは、この名前が
ある時点で「ヘーウ」から「ソムワン」に変わったこと。
なぜかというと、「ヘーウ」という発音には
「期待したけど希望通りにならなかった」
というような意味があり、良い名前ではないから
「期待通りになった!=ソムワン」という
まったく反対の意味のタイ語名に改名されたとか。
もっとも、「ソムワンおいしいよねー」という人はあまりいなくて、
未だに「ヘーウおいしいよねー」と言っている気がする。

投稿を作成しました 1996

キラキラザクロを模したお菓子” に 2 件のコメント

  1. SECRET: 0
    PASS: 84700e042f2cb80c0f06ac2902c8116e
    ワサディカー!!

    麻里さん

    今年の日本は113年ぶりの暑さだそうで、9月11日の今日も暑い、今もクーラーをかけている。

    ところでクワイのお菓子見た目は綺麗だけど、きっと、甘いんだろうな。

    タイ人って、辛いと甘いの舌の感覚が我々と違うのかな。

    タイのお菓子はとにかく、甘すぎる!!

    あ~思いだした、ブリックヌーの辛さ、舌が半日もシビレたよ。

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    確かに甘いのが多いですが、タイ人は和菓子を食べて「日本のお菓子は甘い!」と言っています。(笑)
    お菓子は甘いからお菓子なのかもしれませんね。欧米のケーキも甘いですもんね。

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