時々タイの市場を歩いていると、洋菓子を見かける。
最近出てきたのかなあ…と思うかもしれないけど、実は17世紀頃(アユタヤ時代 )、ポルトガル人から伝わったものが多い。
当時アユタヤにはいろいろな国籍の人が住んでいて、その時に影響を受けたもののひとつにお菓子がある。
日本人とポルトガル人のハーフのマリー・ギマルドが王室にお菓子を教え、少しずつタイの風土に合わせて形を変えていった。
これは「カノム・カイ」というお菓子。
一見、マドレーヌ。
もっともマドレーヌはフランス菓子だけど、ポルトガルにも似たようなものがある。
ただ、タイのものはバターが入っていないので、ちょっともさもさしている。
甘さは控えめなので、パン代わりにパクパク食べられる。
昔は、七輪に型を置き、蓋をして上に炭を置いて焼いていたが、今はオーブンを使用している。
食べてみたい人は、ワローロット市場の近くにお店があるので、焼き立てをぜひ。
1袋8-9個入って、たったの20B!
【店名】ウーチャンセン อื้อชั่งเซ้ง 中国のお菓子がいろいろある店。
【場所】ここをクリック